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『輸入車のハッチバックって、硬くて疲れるのかな』。A3を検討していると、そんな不安がよぎりますよね。
結論から言うと、アウディA3の乗り心地はグレードでかなり変わります。やわらかさを重視するなら17インチのadvanced、引き締まった走りが好きならS lineやS3が合います。
この記事を読めば、自分の好みと使い方に合うグレードを、試乗の前にある程度しぼり込めます。
アウディA3の乗り心地はグレードでどう違う?
乗り心地を決めるのは、主にタイヤの大きさとサスペンションの種類です。A3はadvancedが17インチと標準サスペンション、S lineが18インチとスポーツサスペンション。S3とRS 3はさらに走り寄りになります。
まずは、乗り心地に効く部分をグレードごとに並べてみましょう。数値は2025年10月現在のアウディ公式Product Information(RS 3は2026年6月現在の同資料)です。
| グレード | 標準タイヤ | サスペンション | リヤサスペンションの形式 |
|---|---|---|---|
| 30 TFSI advanced | 225/45R17 | スタンダード | トレーリングアーム式 |
| 30 TFSI S line | 225/40R18 | スポーツ | トレーリングアーム式 |
| 40 TFSI quattro advanced | 225/45R17 | スタンダード | ウィッシュボーン式 |
| 40 TFSI quattro S line | 225/40R18 | スポーツ | ウィッシュボーン式 |
| S3 | 225/40R18(オプション235/35R19) | Sスポーツ | ウィッシュボーン式 |
| RS 3 | 前265/30R19・後245/35R19 | RSスポーツ | ウィッシュボーン式 |
フロントは全車マクファーソンストラット式です。
『advancedとS lineで、そんなに違うの?』と思いますよね。
実は、タイヤの横の厚み(扁平率)が45から40になるだけでも、段差を越えた時の感じ方は変わります。そこにスポーツサスペンションが加わるので、S lineは路面の様子が伝わりやすい乗り味になります。

硬いと言われるのはなぜ?
A3は「乗り心地が硬め」と言われることがあります。
こうした声が出やすいのは、主にS line以上の18インチ・19インチの車です。
| 感じやすいこと | 理由として考えられること |
|---|---|
| 段差でゴツンと来る | タイヤの横が薄く、衝撃を吸う量が少ない |
| 路面の細かい凹凸が伝わる | スポーツサスペンションで動きを抑えている |
| 後席の方が揺れを感じる | 前の席より後ろの席の方が上下動を感じやすい |
ただ、硬いのが悪いわけではありません。高速道路のカーブや車線変更では、揺れがすぐにおさまって安心感があるんです。
『家族を乗せるから、やわらかい方がいいかも』という方もいますよね。
その場合は、17インチのadvancedをまず試乗してみてください。
- 普段走る道に、段差や荒れた舗装が多いか
- 後席に家族を乗せる時間が長いか
- 高速道路を走る割合が多いか
後席の座り心地そのものはA3の後部座席の広さと座り心地で見られます。
ロードノイズは大きい?静かさの目安
『高速道路でゴーッという音がうるさくない?』と気になる方も多いはずです。
ロードノイズは、タイヤが路面をこする音です。A3に限らず、次の条件で大きくなりやすくなります。
| 条件 | 音の傾向 |
|---|---|
| タイヤが大きく、幅が広い | 大きくなりやすい |
| 舗装が荒い道 | 大きくなりやすい |
| タイヤがすり減ってきた | 大きくなることがある |
| スタッドレスタイヤ | 銘柄によって音が変わる |
RS 3は前輪が265mm幅の19インチなので、A3の中では音が出やすい組み合わせです。
逆に、17インチのadvancedは、A3の中では静かさを取りやすい組み合わせと言えます。
同じサイズでも、タイヤの銘柄で音は大きく変わります。タイヤ交換の時に静かさ重視の銘柄を選ぶのも一つの方法です。タイヤサイズと交換の考え方はA3のタイヤサイズと交換費用にまとめています。
例えば、試乗の後にはこんな会話がよくあります。
「街中は静かでしたけど、荒れた道だと音が入りますね。」
「タイヤの銘柄でもかなり変わるので、交換の時に選ぶ方もいますよ。」
エンジンの音と振動は?前期型と後期型の違い
静かさは、タイヤの音だけでは決まりません。エンジンの音と振動も関わります。
ここが大事なところで、A3は年式でエンジンが違うんです!
| 年式 | 30 TFSIのエンジン(公式) |
|---|---|
| 8Y前期(2021年5月〜2024年12月) | 1.0L直列3気筒ターボ+48Vマイルドハイブリッド(110PS) |
| 8Y後期(2024年12月以降・現行) | 1.5L直列4気筒ターボ+48Vマイルドハイブリッド(116PS/220Nm) |
一般に、3気筒は4気筒より振動が出やすいと言われます。中古で前期型を選ぶなら、アイドリング中の振動も試乗で確かめておくと安心です。
現行の30 TFSIは、48Vマイルドハイブリッドと気筒休止が付いています(2025年10月現在の公式Product Information)。
『止まってからエンジンがかかる時に、ブルッと来ない?』と気になる方もいますよね。
マイルドハイブリッドは、ベルト駆動のモーター兼発電機でエンジンをかけ直します。再始動の感じ方は人それぞれなので、信号の多い道で試乗しておきましょう。
仕組みはA3のマイルドハイブリッドの仕組み、年式の違いはA3の前期・後期の違いで詳しく説明しています。
4WDの40 TFSI quattroは乗り心地が違う?
2025年10月21日に追加された40 TFSI quattroは、30 TFSIとつくりがかなり違います。
『同じA3なら、乗り味も同じでしょ?』と思う方もいるかもしれませんね。
| 比べる点(2025年10月現在の公式Product Information) | 30 TFSI | 40 TFSI quattro |
|---|---|---|
| エンジン | 1.5L直4ターボ+48V MHEV(116PS) | 2.0L直4ターボ(204PS) |
| 駆動 | FF | quattro(4WD) |
| 車両重量(Sportback) | 1,360kg | 1,470kg |
| リヤサスペンション | トレーリングアーム式 | ウィッシュボーン式 |
40 TFSI quattroは110kg重く、リヤサスペンションの形式も違います。
一般に、重さがあると路面の小さな凹凸で揺さぶられにくく、どっしりした乗り味になりやすいです。4WDなので、雨の日や雪道での安心感も加わります。
雪の多い地域に住んでいる、高速道路を長く走ることが多い。そんな方は、乗り心地の面でも40 TFSI quattroを試乗リストに入れておく価値があります。ただし荷室はSportbackで380Lから325Lに小さくなります。
重さや寸法の全体はA3の全長・全幅・重量の一覧、4WDの仕組みはA3のクワトロとFFの違いで見られます。
乗り心地を変えられる装備はある?
A3には、走り方に合わせて車の性格を変える「アウディドライブセレクト」があります。
付いているかどうかはグレードで違います。
| グレード(2025年10月現在の公式Product Information) | アウディドライブセレクト |
|---|---|
| 30 TFSI advanced | 公式資料で標準の記載なし |
| 30 TFSI S line | S lineプラスパッケージに含まれる |
| 40 TFSI quattro | 標準 |
| S3 | 標準 |
S3には、オプションでダンピングコントロールサスペンション(130,000円・税込)を付けられます(同資料)。
『S3は欲しいけど、硬すぎるのは困る』という方には、気になるオプションですよね。
- S3の走りと、普段の乗り心地を両立させたい
- 家族を乗せる日と、一人で走る日がある
- 街乗り中心で、硬さが気にならない
- 予算をほかの装備に回したい
走行モードの使い方はA3のドライブセレクトと走行モードで見られます。
乗り心地で後悔しない試乗のしかた
乗り心地は、カタログの数字だけでは分かりません。だからこそ、試乗の仕方が大事なんです!
- できれば17インチのadvancedと18インチのS lineを両方乗り比べる
- 段差や荒れた舗装のある道を通ってもらう
- 家族がいるなら、後席にも座ってもらう
- 少しだけ速度を上げて、ロードノイズの大きさを聞く
- 信号で止まって、再始動の振動を確かめる
試乗車はS lineのことも多いので、advancedに乗りたい時は予約の時に伝えておきましょう。
試乗車のタイヤが新品か、すり減っているかでも印象は変わります。気になる時は、タイヤの状態も聞いてみてください。
車の大きさと取り回しはA3のサイズ一覧で確かめられます。荷物を積んだ時の使い勝手はA3の荷室の広さにまとめています。
乗り心地で選ぶならどのグレード?
ここまでの話を、使い方ごとにまとめておきますね。
| 使い方 | 選びやすいグレード | 理由 |
|---|---|---|
| 家族を乗せる・街乗り中心 | 30 TFSI advanced | 17インチと標準サスペンションでやわらかめ |
| 見た目と走りのバランス | 30 TFSI S line | 18インチとスポーツサスペンションで引き締まる |
| 雪道・高速道路の安定感 | 40 TFSI quattro | 4WDとウィッシュボーン式のリヤサスペンション |
| 走りを楽しみたい | S3 | 333PSとSスポーツサスペンション |
| とにかく速さを求める | RS 3 | 400PSとRSスポーツサスペンション |
価格は、30 TFSI advancedのSportbackが4,150,000円、S lineが4,430,000円です(2026年10月4日時点のアウディ ジャパン公式価格表・税込)。
『S lineの見た目が好きだけど、乗り心地が心配』という方は、両方に試乗して差を体で確かめてから決めるのがおすすめです。
グレードが決まったら、見積もりを取りに行きましょう。値引きの交渉の順番はA3の値引き相場と交渉の順番にまとめています。

よくある質問
アウディA3の乗り心地は硬いですか?
S line以上の18インチ・19インチの車は引き締まった乗り味です。やわらかめが好みなら、17インチのadvancedから試乗してみてください。
A3のロードノイズは大きいですか?
タイヤの大きさや銘柄、路面で変わります。大きいタイヤほど音が出やすく、17インチのadvancedは静かさを取りやすい組み合わせです。
前期型と後期型で乗り心地は違いますか?
30 TFSIは前期が1.0L直列3気筒、後期が1.5L直列4気筒です。振動の感じ方が変わることがあるので、中古は試乗で確かめましょう。
乗り心地を変えるオプションはありますか?
S3にはダンピングコントロールサスペンション(130,000円・税込)があります。A3ではアウディドライブセレクトの有無がグレードで違います。
まとめ
- 乗り心地はタイヤの大きさとサスペンションで変わる
- advancedは17インチと標準サスペンション、S lineは18インチとスポーツサスペンション
- ロードノイズは大きいタイヤほど出やすく、銘柄でも変わる
- 30 TFSIは前期が1.0L 3気筒、後期が1.5L 4気筒で、振動の感じ方が違うことがある
- 迷ったらadvancedとS lineを同じ道で乗り比べる





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