アウディA3にクワトロ(4WD)はある?FFとの違いと雪道での実際

雪の坂道を走るアウディA3

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雪の降る地域に住んでいて、『アウディA3にもクワトロってあるの?FFだと冬はきびしい?』と迷っていませんか。アウディといえば4WDのイメージがありますが、A3は全車がクワトロではないんです。

結論から言うと、今のA3でクワトロ(4WD)を選べるのは40 TFSI quattro、S3、RS 3です。30 TFSIは前輪駆動(FF)だけで、クワトロにするとadvanced同士で126万円高くなります。

この記事では、FFとクワトロの違いを数字で並べて、雪道でどこまで頼れるかまで見ていきます。

目次

アウディA3にクワトロはある?

あります。2026年10月4日時点のアウディ ジャパン公式価格表では、12モデルのうち8モデルがクワトロです。

グレード駆動スポーツバックセダン
30 TFSI advancedFWD(前輪駆動)4,150,000円4,340,000円
30 TFSI S lineFWD(前輪駆動)4,430,000円4,620,000円
40 TFSI quattro advancedquattro(4WD)5,410,000円5,600,000円
40 TFSI quattro S linequattro(4WD)5,800,000円5,990,000円
S3quattro(4WD)7,790,000円7,980,000円
RS 3quattro(4WD)9,330,000円9,520,000円

価格はメーカー希望小売価格・消費税込です。A3には後輪駆動(FR)の設定はありません。

先に結論

予算を抑えてクワトロに乗るなら、40 TFSI quattro advanced(スポーツバック5,410,000円)が入り口です。雪道の発進や坂道で安心感がほしいなら候補になります。ただ、止まる・曲がるはタイヤしだいなので、冬はスタッドレスが前提です。

アウディA3のFFとクワトロのグレードと価格を並べた図

『アウディって全部クワトロだと思ってた』という方も多いですよね。A3は前輪駆動が基本で、クワトロは上のグレードに付く形なんです。

40 TFSI quattroはいつからある?

40 TFSI quattroは、2025年10月21日に追加されたグレードです。2.0L直列4気筒ターボ(204PS/320Nm)に、電子制御式の油圧多板クラッチを使ったクワトロを組み合わせています。

実は、A3のクワトロには少しややこしい歴史があります。

時期A3のクワトロ(S3・RS 3を除く)
2021年(4月の発表時から)40 TFSI quattro(2.0L・190PS/320Nm)を設定
2024年12月の改良〜2025年10月設定なし(A3はFFの30 TFSIのみ)
2025年10月21日〜40 TFSI quattro(2.0L・204PS/320Nm)を再追加

2021年型の40 TFSI quattroと今のモデルは、同じ名前でも出力が違います。中古で探す時は、年式をよく見ておきましょう。

新型のクワトロで変わったこと

2025年10月の追加時に、オプションのパークアシストが、加減速・ブレーキ・ギア操作まで支援するよう改良されています。40 TFSI quattroはアウディドライブセレクトが標準です。

エンジンの細かい違いはアウディA3のエンジンと性能で紹介しています。

FFとクワトロは何が違う?

30 TFSI(FF)と40 TFSI quattroを、スポーツバックで比べてみます。違うのは駆動方式だけではないんです。

比べる点30 TFSI(FF)40 TFSI quattro
エンジン1.5L直4ターボ+48Vマイルドハイブリッド2.0L直4ターボ
最高出力/最大トルク116PS/220Nm204PS/320Nm
車両重量1,360kg1,470kg
WLTCモード燃費17.9km/L13.7km/L
燃料タンク47L56L
トランク容量380L325L
リヤサスペンショントレーリングアーム式ウィッシュボーン式
自動車税(年額)30,500円36,000円
価格差(advanced同士)基準+1,260,000円

数字はMY26の公式Product Informationのものです。セダンのトランク容量は、30 TFSIが425L、40 TFSI quattroが390Lです。

『クワトロにすると荷室が狭くなるの?』と驚く方もいるはずです。スポーツバックでは55L小さくなるので、荷物が多い方は実車で確かめておきましょう。

アウディA3の30 TFSI(FF)と40 TFSI quattroの違いを比べた図

クワトロのよいところと気になるところ

クワトロのよいところ
  • 雪や雨の発進、坂道で前輪が空回りしにくい
  • 204PSの力を4輪で路面に伝えられる
  • リヤがウィッシュボーン式の足まわりになる
気になるところ
  • 本体価格がadvanced同士で126万円、S line同士で137万円高い
  • 燃費が17.9km/Lから13.7km/Lに下がる(スポーツバック)
  • 荷室が小さくなり、車両重量も110kg増える

雪道ではクワトロとFF、どちらが安心?

ここがいちばん知りたいところですよね。

クワトロが力を発揮するのは、発進と登り坂です。4輪に力を分けるので、前輪だけで引っぱるFFより、滑りやすい路面で前に進みやすくなります。

4WDでも止まる力は変わらない

ブレーキで止まる力や、カーブを曲がる力は、駆動方式よりタイヤの状態で決まります。クワトロでも夏タイヤのままでは雪道は走れません。「4WDだから大丈夫」と思ってスピードを出しすぎないようにしましょう。

例えば、こんな場面を思い浮かべてみてください。

「朝、凍った坂道の途中の信号で止まったら、FFだと発進で前輪が空回りしそう」
「クワトロなら4輪で押し出せるから、発進はかなり楽になるね」

逆に、雪が年に数回ちらつく程度の地域なら、FFにスタッドレスで足りるという考え方もあります。その分の126万円を、ほかの装備や予算に回せます。

クワトロを選んだほうがいい人
  • 冬に雪道や凍結路を日常的に走る
  • 自宅の前や職場までの道に坂が多い
  • スキー場や雪の多い地域へよく出かける
  • 雨の日の発進でも安心感がほしい

スタッドレスタイヤのサイズ

冬タイヤを用意する時は、グレードでサイズが違います。

グレード標準タイヤ
30/40 TFSI advanced225/45R17
30/40 TFSI S line225/40R18
S3225/40R18(オプション235/35R19)
RS 3前265/30R19・後245/35R19

S lineやS3は18インチなので、冬だけ17インチにして費用を抑える方もいます。インチダウンできるかは、ブレーキの大きさなどで変わるので販売店で確かめてみてください。

タイヤの詳しい話はアウディA3のタイヤサイズと交換費用・スタッドレスで紹介しています。

S3とRS 3のクワトロは何が違う?

S3とRS 3は、全車クワトロです。A3の40 TFSI quattroよりも、走りに振った仕組みになっています。

比べる点40 TFSI quattroS3RS 3
最高出力204PS333PS400PS
クワトロの特徴電子制御式油圧多板クラッチトルクスプリッターを採用(2025年2月改良)RSトルクスプリッター、RS専用モード
価格(スポーツバック)5,410,000円7,790,000円9,330,000円
WLTCモード燃費(スポーツバック)13.7km/L12.0km/L10.6km/L

RS 3には、RSトルクスプリッター付きのクワトロに加えて、「RSトルクリヤ」「RSパフォーマンス」という専用モードがあります。

普段使いのクワトロというより、サーキットも視野に入れた仕立てと考えておくと分かりやすいはずです。

『雪国でS3って普段使いできる?』と考える方もいますよね。S3はACCやサラウンドビューカメラが標準なので、通勤や遠出にも使いやすい1台です。

S3の詳しい話はアウディS3の価格と性能、RS 3はアウディRS3とはで紹介しています。

中古でクワトロのA3を探す時の注意点は?

中古でクワトロを探すなら、年式の確認が大事なところです。2024年12月の改良から2025年10月までは、A3(S3・RS 3を除く)にクワトロがなかったからです。

中古のクワトロを選ぶ時の確かめ方
  1. 車検証や販売店の表記で、年式とグレード名(40 TFSI quattroかどうか)を確かめる
  2. 2021年型の40 TFSI quattroなら190PS、2025年10月以降なら204PSと覚えておく
  3. 30 TFSIの後期型(2024年12月以降)は全車FFなので、4WDではない
  4. S3は年式で出力が違う(2025年2月の改良前は310PS、改良後は333PS)
  5. 保証を重視するなら、アウディ認定中古車(Audi Approved Automobile)も比べる

認定中古車は、初度登録3年以内ならPremium Plusとして、新車保証の残り期間に2年が足されます。

中古の選び方はアウディA3の中古車の選び方、前期と後期の違いはアウディA3現行(8Y)の前期・後期の違いで詳しく紹介しています。

クワトロとFF、結局どちらを選ぶ?

ここまでの話を、住んでいる地域と使い方でまとめておきますね。

こんな方おすすめ
雪がほとんど降らない地域で、街乗りが中心30 TFSI(FF)
年に数回、雪道を走るかもしれない30 TFSI(FF)+スタッドレス
冬は毎日のように雪道や凍結路を走る40 TFSI quattro
力強さと走る楽しさも欲しいS3

30 TFSIと40 TFSI quattroのどちらにするかは、グレード全体の中で考えると決めやすくなります。装備の違いはアウディA3のグレード一覧にまとめています。

迷ったら、FFとクワトロの両方で見積もりを取ってみてください。総額で並べると、126万円の差が自分にとって大きいか小さいかが見えてきます。

値引きの進め方はアウディA3の値引き相場と限界額で紹介しています。

アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3の値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、アウディ A3の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

アウディA3にクワトロ(4WD)はありますか?

あります。40 TFSI quattro advanced/S line、S3、RS 3がクワトロです。30 TFSIは前輪駆動(FF)のみです。

A3のクワトロはいくらからですか?

A3 Sportback 40 TFSI quattro advancedの5,410,000円からです(2026年10月4日時点の公式価格表・税込)。セダンは5,600,000円です。

A3はFRですか?

いいえ。A3は前輪駆動(FF)が基本で、上のグレードがクワトロ(4WD)です。後輪駆動(FR)の設定はありません。

FFのA3で雪道は走れますか?

スタッドレスタイヤを付ければ走れます。ただ、凍った坂道の発進などはクワトロのほうが有利です。雪道をよく走る方は試乗で比べてみてください。

新型の40 TFSI quattroは前と何が違いますか?

2025年10月に再追加されたモデルは204PS/320Nmで、2021年型の190PSより出力が上がっています。2024年12月から2025年10月の間は設定がありませんでした。

まとめ

この記事の要点
  • A3のクワトロは40 TFSI quattro、S3、RS 3で、30 TFSIはFFのみ、FRはない
  • クワトロにするとadvanced同士で126万円高く、燃費は17.9km/Lから13.7km/Lに(スポーツバック)
  • 40 TFSI quattroは2025年10月21日に204PSで再追加、2021年型は190PS
  • 雪道で効くのは発進と登り坂、止まる・曲がるはスタッドレスタイヤしだい
  • 中古は年式で、クワトロかどうかと出力を確かめる
アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3買いたいドットコム 編集部

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