アウディA3のエンジンと性能|排気量・馬力・トルクをグレード別に

プレミアムコンパクトカーのボンネット内のターボエンジン

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アウディA3を検討していて、『1.5Lで116PSって、輸入車にしては控えめじゃない?』と気になっていませんか。カタログの数字だけだと、実際に足りるのかどうか判断しにくいですよね。

結論から言うと、今のA3のエンジンは4種類です。1.5L(116PS)、2.0L(204PS)、S3の2.0L(333PS)、RS 3の2.5L直列5気筒(400PS)で、出力は最大で3倍以上の差があります。

この記事では、4つのエンジンを同じ表で並べて、重さあたりの力やトルクの出方まで比べています。

目次

アウディA3のエンジンは何種類ある?

2026年10月時点の日本仕様(MY26)には、4つのエンジンがあります。どれもガソリンのターボで、TFSIはアウディの直噴ターボの名前です。

比べる点30 TFSI40 TFSI quattroS3RS 3
エンジン直列4気筒ターボ直列4気筒ターボ直列4気筒ターボ直列5気筒ターボ
総排気量1,497cc1,984cc1,984cc2,480cc
最高出力116PS(85kW)204PS(150kW)333PS(245kW)400PS(294kW)
最大トルク220Nm320Nm420Nm500Nm
マイルドハイブリッドあり(48V)なしなしなし
駆動FWDquattroquattroquattro
エンジン型式DXDDNNDNFDNW

数字はアウディ ジャパンの公式Product Information(MY26)のものです。トランスミッションは全車7速Sトロニックで、MTはありません。

先に結論

街乗りと高速の巡航が中心なら30 TFSIで足りる方が多いはずです。合流や登り坂で余裕がほしいなら40 TFSI quattro、走りそのものを楽しむならS3とRS 3、という分け方が目安になります。

アウディA3の4つのエンジンの排気量と馬力を比べた図

『A3にVR6やV8はないの?』と探している方もいるかもしれません。現行のA3には設定がなく、いちばん大きいのはRS 3の2.5L直列5気筒です。

30 TFSIの1.5Lは力不足?

一番よく聞かれるのがここですよね。30 TFSIは1.5L直列4気筒ターボに、48Vのマイルドハイブリッドを組み合わせています。

数字だけ見ると116PSですが、大事なのはトルクの出方です。220Nmを1,500〜3,000rpmという低い回転から出すので、街中での出足はもたつきにくいんです。

比べる点30 TFSI40 TFSI quattroS3RS 3(スポーツバック)
車両重量1,360kg1,470kg1,560kg1,580kg
1PSあたりの重さ約11.7kg約7.2kg約4.7kg約4.0kg
最大トルクが出る回転数1,500〜3,000rpm1,500〜4,400rpm2,100〜5,500rpm2,250〜5,600rpm

1PSあたりの重さは、車両重量を最高出力で割った概算です。数字が小さいほど、同じ重さを軽く引っぱれることになります。

加速タイムについて

0-100km/hの加速タイムは、日本の公式資料ではRS 3の3.8秒(欧州計測値)しか確かめられていません。30 TFSI・40 TFSI quattro・S3の加速タイムは、この記事では載せていません。

『パワー不足で後悔しない?』と心配な方もいるはずです。例えばこんな場面で差を感じやすいといわれます。

「高速の合流で、ちょっと踏み込みが深くなるかな」
「4人乗って登り坂だと、もう少し力がほしいかも」

こうした場面が多いなら、40 TFSI quattroと乗り比べてみてください。逆に、一人や二人での街乗りが中心なら、30 TFSIで困る場面は少ないはずです。

前期の30 TFSIは1.0Lの3気筒だった

2021年5月の発売から2024年12月の改良までの30 TFSIは、1.0L直列3気筒ターボ(110PS/200Nm)に48Vマイルドハイブリッドの組み合わせでした。

2024年12月12日の改良で、今の1.5L直列4気筒(116PS/220Nm)に変わっています。中古車を見る時は、年式でどちらのエンジンかを確かめておきましょう。

40 TFSI quattroの2.0Lはどう違う?

40 TFSI quattroは、2.0L直列4気筒ターボ(204PS/320Nm)に4WDのquattroを組み合わせたグレードです。2025年10月21日に追加されました。

30 TFSIと比べると、最高出力は88PS、最大トルクは100Nm大きくなっています。トルクの出る回転の幅も4,400rpmまで広いので、高い回転まで力が続きやすいんです。

40 TFSI quattroのよいところ
  • 204PS/320Nmで、合流や追い越しに余裕がある
  • 4WDなので雪道や雨の発進が安定しやすい
  • アウディドライブセレクトが標準
気をつけたいところ
  • 30 TFSIよりadvanced同士で126万円高い
  • WLTCモード燃費は13.7km/L(30 TFSIは17.9km/L、スポーツバック)
  • マイルドハイブリッドは付かない

『セダンの40 TFSIってどう?』という声もよく見かけます。A3 Sedan 40 TFSI quattroは、advancedが5,600,000円、S lineが5,990,000円です(2026年10月4日時点・税込)。

セダンの40 TFSI quattroは車両重量1,480kgで、WLTCモード燃費は13.9km/Lです。トランク容量は390Lあります。

2021年型にも40 TFSI quattroがありましたが、こちらは190PS/320Nmでした。今の204PSとは別のエンジン仕様と考えておきましょう。

4WDの仕組みや雪道の話はアウディA3のクワトロとFFの違いで詳しく紹介しています。

S3とRS 3のエンジンはどれくらい速い?

S3は2.0L直列4気筒ターボで333PS/420Nm、RS 3は2.5L直列5気筒ターボで400PS/500Nmです。

S3は2025年2月の改良で、それまでの310PS/400Nmから力が上がりました。トルクスプリッターを新しく採用し、車高も10mm下がっています。

比べる点S3RS 3
最高出力/回転数333PS/5,600〜6,500rpm400PS/5,600〜7,000rpm
最大トルク/回転数420Nm/2,100〜5,500rpm500Nm/2,250〜5,600rpm
0-100km/h日本公式値は未確認3.8秒(欧州計測値)
最高速度日本公式値は未確認280km/h
価格(スポーツバック)7,790,000円9,330,000円

RS 3の直列5気筒は、今ではめずらしい気筒数です。ニュルブルクリンク北コースで、コンパクトクラス最速の7分33秒123を記録したと公表されています。

アウディA3・S3・RS 3の重さあたりの出力を比べた図

S3の詳しい話はアウディS3の価格と性能、RS 3はアウディRS3とはで紹介しています。

エンジンで燃費と税金はどう変わる?

エンジンを選ぶと、毎年の税金と燃料代も決まってきます。ここは買う前に見ておきたいところです。

比べる点30 TFSI40 TFSI quattroS3RS 3
WLTCモード燃費(スポーツバック)17.9km/L13.7km/L12.0km/L10.6km/L
WLTCモード燃費(セダン)18.3km/L13.9km/L12.2km/L10.7km/L
燃料タンク47L56L56L56L
自動車税(年額)30,500円36,000円36,000円43,500円
使用燃料ハイオクハイオクハイオクハイオク

燃費は国土交通省審査値、自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の税率です。

全車ハイオク指定

A3は30 TFSIを含めて全車ハイオク(無鉛プレミアム)指定です。レギュラーで済むと思っていると、燃料代の見込みがずれてしまいます。

30 TFSIは1,497ccなので、1.5L以下の区分にぎりぎり収まります。2.0Lの40 TFSI quattroやS3より、自動車税は年5,500円安い計算です。

燃料の話はアウディA3はハイオク?、税金の詳しい話はアウディA3の自動車税と重量税で紹介しています。

マイルドハイブリッドは何をしている?

30 TFSIだけに付いている48Vマイルドハイブリッドは、ベルト駆動のオルタネータースターターと48Vのリチウムイオン電池でできています。

減速やブレーキの時にエネルギーを回収して、エンジンの加速を手伝う仕組みです。気筒休止も組み合わせて、燃費を稼いでいます。

『ハイブリッドなら、モーターだけで走れるの?』と思う方もいますよね。

一般的にマイルドハイブリッドは、モーターだけで長く走るためのものではありません。エンジンを支える役回りだと考えておくと、イメージしやすいはずです。

仕組みと燃費への効き方はアウディA3のマイルドハイブリッドの仕組みで詳しく紹介しています。

どのエンジンを選べばいい?

ここまでの比較を、使い方ごとにまとめておきますね。

エンジンの選び方
  1. 街乗りと高速の巡航が中心なら、30 TFSI(116PS・燃費17.9km/L)から考える
  2. 雪道や坂道、4人乗車が多いなら、40 TFSI quattro(204PS)を試乗で比べる
  3. 走りを楽しみたいなら、S3(333PS)とRS 3(400PS)を総額で比べる
  4. 燃料代と税金を年単位で計算して、予算に入れておく

グレードごとの装備の違いはアウディA3のグレード一覧にまとめています。エンジンが決まったら、advancedかS lineかを選ぶ流れです。

見積もりを取る時は、試乗で気になったエンジンを2つに絞っておくと話が早く進みます。値引きの進め方はアウディA3の値引き相場と限界額で紹介しています。

アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3の値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、アウディ A3の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

アウディA3の排気量はいくつですか?

30 TFSIが1,497cc、40 TFSI quattroとS3が1,984cc、RS 3が2,480ccです(MY26の公式Product Information)。

アウディA3の馬力はどれくらいですか?

30 TFSIが116PS、40 TFSI quattroが204PS、S3が333PS、RS 3が400PSです。

今のA3は1.0Lの3気筒ですか?

いいえ。1.0L直列3気筒は2021年5月から2024年12月までの前期型です。2024年12月12日の改良後は1.5L直列4気筒(116PS)に変わっています。

A3にVR6やV8のエンジンはありますか?

現行のA3にはありません。いちばん大きいエンジンはRS 3の2.5L直列5気筒ターボです。

30 TFSIはパワー不足ですか?

220Nmのトルクを1,500rpmから出すので、街乗りでは不足を感じにくい方が多いはずです。高速の合流や4人乗車が多いなら、40 TFSI quattroと試乗で比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 今のA3のエンジンは1.5L(116PS)、2.0L(204PS)、S3の2.0L(333PS)、RS 3の2.5L直5(400PS)の4種類
  • 30 TFSIは48Vマイルドハイブリッド付きで、220Nmを1,500rpmから出す
  • 前期型(2021年5月〜2024年12月)の30 TFSIは1.0L直列3気筒(110PS)
  • 燃費はスポーツバックで17.9km/Lから10.6km/Lまで、全車ハイオク指定
  • 自動車税は30 TFSIが年30,500円、40 TFSI quattro・S3が36,000円、RS 3が43,500円
アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3買いたいドットコム 編集部

アウディ A3の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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