アウディA3にディーゼルはある?日本の現行に無い理由と燃費重視の選び方

給油所に止まったアウディA3

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

燃費が良くて長距離に強いディーゼルで、アウディA3に乗りたい。そう考えて調べ始めた方も多いはずです。

結論から言うと、2026年10月4日時点のアウディ ジャパン公式価格表に、A3のディーゼル(TDI)はありません。現行A3は全車ガソリンのハイオク仕様です。

この記事では、ディーゼルの代わりに燃費で選ぶならどのグレードか、そして中古で探す時に何を確かめればいいかを数字でお話しします。

目次

アウディA3にディーゼルはある?2026年10月時点の答え

先に結論

現行の日本仕様A3(8Y後期・MY26)は、A3 Sportback/A3 Sedan/S3/RS 3の全12モデルがガソリンエンジンです。燃料は全車ハイオク(無鉛プレミアム)で、ディーゼルの設定はありません。

『海外の記事ではA3のTDIを見かけたけど?』と思う方もいますよね。

実は、欧州など海外ではA3にディーゼルを設定している地域があります。ただ、日本のアウディ ジャパンはこれを導入していません。

区分(2026年10月4日時点・公式価格表)日本での扱い
A3 30 TFSI(1.5L直4ターボ+48V マイルドハイブリッド)販売中(FWD)
A3 40 TFSI quattro(2.0L直4ターボ)販売中(4WD)
S3/RS 3販売中(4WD)
A3のディーゼル(TDI)設定なし
A3 Sportback TFSI e(PHEV)日本未導入
A3 allstreet日本未導入

グレード全体の並びはアウディA3のグレード一覧、エンジンの数字はエンジンと性能の記事で詳しく比べています。

ディーゼルのA3は日本で発売される?

『待っていればそのうち出るのでは』と期待している方もいるかもしれません。

ただ、2026年10月時点でアウディ ジャパンからA3ディーゼルの日本導入の発表はありません。発売時期や価格を予想で語れる材料もないのが正直なところです。

日本に入っていない理由は?

アウディ ジャパンは、A3にディーゼルを入れない理由を公式には説明していません。一般的には、排ガス規制への対応コストや、日本でのコンパクト輸入車の需要などが関係すると言われますが、A3について確かな理由は分かっていません。

代わりに日本のA3が選んだのが、30 TFSIの48Vマイルドハイブリッドです。減速時に回生した電気でエンジンを助け、気筒休止も組み合わせて燃費を稼ぐ仕組みなんです(公式)。

仕組みの詳細はマイルドハイブリッドの記事で解説しています。

燃費重視ならどのグレード?WLTC燃費で比べる

ディーゼルが無いなら、A3の中で一番燃費がいいのはどれか。ここが一番知りたいところですよね。

答えは、30 TFSIです。Sportbackで17.9km/L、Sedanで18.3km/L(WLTCモード・国土交通省審査値・公式MY26)です。

モデル(MY26・公式)WLTC市街地郊外高速道路燃料タンク
A3 Sportback 30 TFSI17.9km/L13.918.420.047L
A3 Sedan 30 TFSI18.3km/L14.018.720.747L
A3 Sportback 40 TFSI quattro13.7km/L10.213.816.256L
A3 Sedan 40 TFSI quattro13.9km/L10.213.916.656L
S3 Sportback12.0km/L8.712.114.456L
RS 3 Sportback10.6km/L7.011.113.056L

advancedとS lineで燃費は同じです。つまり燃費だけで見るなら、30 TFSIのどちらを選んでも変わりません。

高速道路モードで30 TFSIは20km/Lを超えます。長距離を走る方がディーゼルに求めていた「高速で燃費がいい」は、ある程度ここで満たせるんです。

実際に乗った時の燃費はA3の実燃費の記事で、カタログ値との差を含めてまとめています。

1万km走ると燃料は何リットル?グレード別に計算

燃費の差を実感しやすいのが、同じ距離を走った時に何リットル入れるかです。年1万km走るとして、WLTC燃費で割ってみました。

モデルWLTC1万kmの燃料(目安)30 TFSI Sportbackとの差満タン1回の走行距離(計算上)
A3 Sedan 30 TFSI18.3km/L約546L約13L少ない約860km
A3 Sportback 30 TFSI17.9km/L約559L基準約841km
A3 Sportback 40 TFSI quattro13.7km/L約730L約171L多い約767km
S3 Sportback12.0km/L約833L約274L多い約672km
RS 3 Sportback10.6km/L約943L約385L多い約594km

満タン走行距離はタンク容量×WLTC燃費の計算値です。実際は給油ランプが点く前に入れるので、これより短くなります。

ここにハイオクの単価を掛ければ、年間の燃料代が出ます。ハイオクの価格は地域と時期で変わるので、お住まいの地域の単価で計算してみてください。

アウディA3のグレード別、1万km走った時の燃料量の比較
よくある失敗

ディーゼルの感覚で「燃料が安いから」とレギュラーを入れてしまうケース。A3は全車ハイオク指定です。詳しくはハイオクとレギュラーの記事を読んでおきましょう。

ディーゼルが欲しかった人は、A3で何を優先すればいい?

ディーゼルを考える理由は人によって違いますよね。自分がどれに当てはまるかで、A3の選び方が変わります。

ディーゼルを考えた理由別の選び方
  • 燃料代を抑えたい:WLTCが一番いい30 TFSI(Sedanなら18.3km/L)を選ぶ
  • 高速の長距離が多い:30 TFSIでも高速道路モードは20km/L台。ACC(オプション)も付けておく
  • 太いトルクで楽に走りたい:40 TFSI quattroの320Nm(1,500-4,400rpm)を試乗で確かめる
  • 雪道や坂道が多い:4WDの40 TFSI quattroを選ぶ
  • 税金を抑えたい:30 TFSIは1,497ccで自動車税は年30,500円
ディーゼルを考えた理由ごとのアウディA3のグレードの選び方

例えば、毎週末に片道200kmの帰省をする方。ディーゼルならではの「低回転からの太いトルク」が欲しくて調べていた、ということもありますよね。

その場合は30 TFSIより、2.0Lで320Nmの40 TFSI quattroを試乗してみてください。ただし燃費は13.7km/L(Sportback)まで下がるので、ここは何を優先するかの話になります。

『結局、燃料代と力強さはどっちを取ればいい?』と迷ったら、年間の走行距離を基準にしてみましょう。距離が多い方ほど燃費の差が効いてきます。

ACC(アダプティブクルーズアシスト)はA3では全グレードがオプションで、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ(advanced 470,000円/S line 450,000円)に含まれます。長距離派の方は見積もりで外さないようにしておきましょう。

税金と価格も比べると、どれが得?

燃費以外のお金もグレードで変わります。2026年10月4日時点の公式価格表(税込)と、自動車税(2019年10月以降登録の標準税率)を並べました。

モデル価格(Sportback/Sedan)排気量自動車税(年額)
30 TFSI advanced4,150,000円/4,340,000円1,497cc30,500円
30 TFSI S line4,430,000円/4,620,000円1,497cc30,500円
40 TFSI quattro advanced5,410,000円/5,600,000円1,984cc36,000円
40 TFSI quattro S line5,800,000円/5,990,000円1,984cc36,000円

30 TFSI advancedと40 TFSI quattro advancedの差は、車両価格で126万円、自動車税で年5,500円です。燃費のいい30 TFSIは、買う時も持っている間も安く済む組み合わせなんです。

自動車税や重量税の詳しい話は自動車税と重量税の記事で、総額は乗り出し価格の記事でまとめています。

ディーゼル車とA3のガソリン車、乗った感覚はどう違う?

数字だけでなく、乗った時の感覚も気になりますよね。ディーゼルに乗り慣れた方がA3に乗り換えると、違いを感じやすい場面がいくつかあります。

場面ディーゼル車でよく言われることA3 30 TFSI(1.5L+48V MHEV)
出だし低い回転から太いトルクで押し出す220Nmを1,500-3,000rpmで出し、MHEVが発進を助ける
高速巡航回転数が低く燃費がいい高速道路モード20.0km/L(Sportback)
音と振動アイドリングでカラカラ音がすることもガソリンらしく静かに回る
燃料軽油ハイオク

例えば、ディーゼルのSUVから乗り換えた方が試乗すると、こんな会話になりがちです。

「出だしは軽いけど、思ったより静かだね」
「高速の合流は40 TFSI quattroのほうが楽かもしれない」

どちらが合うかは、実際にアクセルを踏んでみないと分かりません。可能なら30 TFSIと40 TFSI quattroを同じ日に乗り比べてみてください。

中古で「A3 ディーゼル」を探す時の注意

『新車に無いなら中古で探せばいいのでは』と考える方もいますよね。

ただ、日本で正規に販売された歴代A3にディーゼルがあったかどうかは、この記事では確かめられていません。中古車サイトで見かけた場合は、並行輸入車や表記の誤りの可能性もあります。

中古でディーゼル表記のA3を見つけたら
  1. 車検証の「燃料の種類」欄を写真で送ってもらう
  2. 正規輸入車か並行輸入車かを販売店に聞く
  3. 並行輸入車なら、正規ディーラーで整備を受けられるか確かめる
  4. 左ハンドルか右ハンドルか、保証の有無を確かめる

販売店にはこんな聞き方で十分です。

「車検証の燃料の欄を見せてもらえますか?」
「正規ディーラー車ですか、並行輸入車ですか?」

ガソリンのA3を中古で探すなら、在庫を条件で絞って見てみるのが早いです。年式と走行距離、グレードで絞り込んでみてください。

アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3の値段、先に相場を見ておく

アウディA3の中古車を条件で絞って探してみる

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古の選び方は中古車の選び方の記事、新車を買う時の交渉はA3の値引き相場と交渉の順番で解説しています。

よくある質問

アウディA3にディーゼルはありますか?

2026年10月4日時点の日本の公式価格表にはありません。現行A3は全12モデルがガソリンのハイオク仕様です。

A3のディーゼルは日本で発売される予定ですか?

2026年10月時点で、アウディ ジャパンから日本導入の発表はありません。予定は未定です。

A3で一番燃費がいいのはどのグレードですか?

30 TFSIで、WLTCモードはSportbackが17.9km/L、Sedanが18.3km/Lです。advancedとS lineで燃費は同じです。

A3にレギュラーガソリンを入れても大丈夫ですか?

A3は全車ハイオク指定です。指定どおりハイオクを入れておきましょう。

ディーゼルの代わりに長距離向きなのはどれですか?

燃費重視なら30 TFSI、トルク重視なら40 TFSI quattroです。どちらもACCはオプションなので、長距離が多い方は付けておくと楽になります。

まとめ

この記事の要点
  • 2026年10月時点、日本のA3にディーゼル(TDI)は無く、全車ハイオクのガソリン車
  • 日本発売の発表は無く、予定は未定
  • 燃費重視なら30 TFSI(WLTC Sportback 17.9km/L・Sedan 18.3km/L)
  • 1万kmの燃料は30 TFSI Sportbackで約559L、40 TFSI quattroで約730L
  • トルク重視なら320Nmの40 TFSI quattroを試乗で確かめる
  • 中古でディーゼル表記を見たら車検証の燃料欄と正規車かどうかを確かめる
アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3買いたいドットコム 編集部

アウディ A3の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次