アウディA3のドライブセレクトと走行モード|コースティングとアイドリングストップ

山道を走るアウディA3と走行モードのイメージ

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アウディA3に乗っていて、『走行モードってどこで変えるの?自分の車には付いてる?』と思ったことはありませんか。

結論から言うと、ドライブセレクトはグレードで付く・付かないが分かれます。40 TFSI quattro、S3、RS 3は標準で、30 TFSI S lineはS lineプラスパッケージで付くんです。

ここでは、付いているかの見分け方、モードの選び方、アイドリングストップやコースティングとの付き合い方まで見ていきます。

目次

ドライブセレクトはどのグレードに付いている?

先に結論

ドライブセレクトは、アクセルやハンドルの重さ、変速のタイミングなどをまとめて切り替える機能です。2026年10月時点の公式資料では、40 TFSI quattro・S3・RS 3に標準です。

アウディ ジャパンのMY26 Product Informationをもとに、グレードごとに並べてみます。

グレードドライブセレクトサスペンション
30 TFSI advanced装備表で確認スタンダードサスペンション
30 TFSI S lineS lineプラスパッケージ(130,000円)に含まれるスポーツサスペンション
40 TFSI quattro advanced標準スタンダードサスペンション
40 TFSI quattro S line標準スポーツサスペンション
S3標準Sスポーツサスペンション
RS 3標準(RS専用モードあり)RSスポーツサスペンション

S lineプラスパッケージ(30 TFSI S line 130,000円・40 TFSI quattro S line 160,000円)には、ドライブセレクトのほか、プライバシーガラスやS lineロゴ入りのレザー/アーティフィシャルレザーシートも入っています。

『30 TFSIを買ったけど、モードのボタンが見当たらない』という方もいますよね。それは、ドライブセレクトが付いていない仕様の可能性があります。

付いているかどうかは、センターまわりのドライブセレクトのボタンか、MMIの車両設定に走行モードの項目があるかで確かめられます。中古で探す時は、販売店の装備表で見ておくのが確実です。

アウディA3のグレード別ドライブセレクトとサスペンションの違いの図解

モードを切り替えると何が変わる?

ドライブセレクトのモードは、名前だけ見ると違いが分かりにくいですよね。大まかには「燃費寄り」「ふつう」「走り寄り」と、自分で組み合わせるモードがあります。

選べるモードの名前と数は、年式やグレードで違います。ここでは考え方だけ押さえておきましょう。

モードの方向変わるところ向いている場面
燃費寄りアクセルの反応が穏やかに、早めにシフトアップ街中・流れのいい郊外
ふつう(オート)運転のしかたに合わせて自動で調整ふだん使い全般
走り寄りアクセルの反応が鋭く、高い回転まで引っぱるワインディング・合流
自分で組み合わせハンドルの重さや変速を個別に選ぶこだわりたい方
アウディA3の走行モードごとの違いと燃費の図解

例えばこんな場面です。

「合流で加速が鈍く感じるんだけど」「走り寄りのモードにすると、アクセルの反応が変わるよ」

モードを変えると、同じ踏み方でも出足の感じがかなり違います。ふだんはオートにしておいて、合流や山道だけ切り替えるという使い方が多いはずです。

モードを切り替える流れ
  1. センターまわりのドライブセレクトのボタンを押す
  2. MMIの画面かメーターにモードの一覧が出る
  3. 使いたいモードを選ぶ
  4. 自分で組み合わせるモードは、項目ごとに好みを選ぶ

RS 3には、専用モード「RSトルクリヤ」と「RSパフォーマンス」があります(MY26 Product Information)。サーキット向けのモードなので、公道ではふつうのモードで十分です。

コースティングとエンジンブレーキはどう使う?

コースティングとは、アクセルを離した時にエンジンとタイヤのつながりを切って、惰性で転がるように走ることです。燃料の無駄を減らすための仕組みなんです。

ここで気をつけたいのが、エンジンブレーキが効きにくく感じることです。『下り坂でスピードが出すぎる』と感じたら、それはコースティングが働いているのかもしれません。

下り坂では

長い下り坂でフットブレーキばかり使うと、ブレーキに負担がかかります。7速Sトロニックのマニュアルモードで低いギアを選ぶと、エンジンブレーキが使えます。

マニュアルモードは、シフトレバーの操作か、パドルシフトで使います。パドルシフトは、S lineではコンビニエンス&アシスタンスパッケージのステアリングに付いています(MY26 Product Information)。

コースティングが働く条件や、オフにする方法は、モードと年式で違います。くわしくは取扱説明書の走行モードのページで確かめてみてください。

Sトロニックの仕組みそのものはSトロニック(DCT)の記事で解説しています。

前期型と後期型で走行モードは違う?

中古でA3を探している方は、ここも気になりますよね。8Y型は2024年12月12日の大幅アップデートで、30 TFSIのエンジンが変わりました。

年式30 TFSI40 TFSI quattro
前期型(2021年5月〜2024年12月)1.0L直3ターボ+48V MHEV(110PS)2.0L(190PS・2021年秋の発売予定と発表)
後期型(2024年12月〜2025年10月)1.5L直4ターボ+48V MHEV(116PS)設定なし
後期型(2025年10月21日〜)1.5L直4ターボ+48V MHEV(116PS)2.0L(204PS)を再追加

エンジンが違えば、同じモードでも走りの感じは変わります。前期型でドライブセレクトが付いているかは、グレードとオプションで違うので、車ごとに装備表で確かめておきましょう。

前期と後期の違いは8Yの前期・後期の違いでくわしく比べています。

アイドリングストップは解除できる?

『信号待ちのたびにエンジンが止まるのが気になる』という声は多いですよね。アイドリングストップは、センターまわりのボタンでオフにできます。

ただ、このボタンでのオフは、エンジンをかけ直すと元に戻るのが一般的です。毎回押すのが手間だと感じる方も多いはずです。

毎回ボタンで切る
  • 保証やソフト更新への影響がない
  • その日の気分で使い分けられる
コーディングで常にオフにする
  • 保証の扱いに影響することがある
  • ディーラーで対応してもらえないことがある

コーディングで常にオフにする方法もあります。ただ、車のソフトに手を入れるので、保証の扱いには気をつけておきましょう。くわしくはコーディングと保証への影響をどうぞ。

30 TFSIは48Vマイルドハイブリッドを積んでいます(後期型・1.5L・116PS/220Nm)。ベルト駆動式のオルタネータースターターと48Vのリチウムイオン電池を使う仕組みです(2024年12月12日の公式リリース)。

再始動の感じ方は人によって違うので、気になる方は試乗で信号待ちを何度か試してみてください。仕組みはマイルドハイブリッドの記事で見てみてください。

サスペンションはグレードでどう違う?

乗り心地の硬さは、ドライブセレクトより先に、サスペンションの種類で決まります。ここが意外と見落とされやすいところなんです。

サスペンションで確かめたいこと
  • advancedはスタンダードサスペンションで、17インチ(225/45R17)
  • S lineはスポーツサスペンションで、18インチ(225/40R18)
  • S3はSスポーツサスペンション。ダンピングコントロールは130,000円のオプション
  • RS 3はRSスポーツサスペンションで、19インチ

『S lineにしたいけど、乗り心地が硬くならない?』と迷う方も多いですよね。タイヤが薄くなるぶん、段差の感じ方は変わります。試乗の時に、ふだん走る道に近い場所で確かめてみてください。

S3のダンピングコントロールサスペンションを選ぶと、ドライブセレクトのモードに合わせて足回りの硬さも変わります。走りも乗り心地も欲しい方には、ここが選ぶ理由になります。

RS 3は、前が265/30R19、後ろが245/35R19と前後でタイヤの太さが違います(MY26 Product Information)。タイヤ交換の費用も上がるので、維持費まで含めて考えておきましょう。

乗り心地全体の話は乗り心地と静かさの記事でまとめています。

モード選びで燃費はどれくらい変わる?

燃費寄りのモードにすると、カタログ値より大きく良くなる、ということはありません。変わるのは、アクセルの反応と変速のタイミングなんです。

参考に、公式のWLTCモード燃費(MY26・国土交通省審査値)を並べておきます。

モデルWLTC市街地高速道路
A3 Sportback 30 TFSI17.9km/L13.9km/L20.0km/L
A3 Sportback 40 TFSI quattro13.7km/L10.2km/L16.2km/L
S3 Sportback12.0km/L8.7km/L14.4km/L
RS 3 Sportback10.6km/L7.0km/L13.0km/L

実際の燃費は、モードよりも走る道とアクセルの踏み方で大きく変わります。燃料は全車ハイオクなので、燃料代も合わせて考えておきましょう。

実燃費が気になる方へ

カタログ値と実際の差は、アウディA3の実燃費の記事で年式・グレード別に見ています。

よくある質問

アウディA3の全グレードにドライブセレクトは付いていますか?

2026年10月時点の公式資料では、40 TFSI quattro・S3・RS 3に標準です。30 TFSI S lineはS lineプラスパッケージ(130,000円・税込)に含まれます。30 TFSI advancedは装備表で確かめてみてください。

アイドリングストップをずっとオフにできますか?

ボタンでのオフは、エンジンをかけ直すと元に戻るのが一般的です。常にオフにするコーディングもありますが、保証の扱いに影響することがあります。

コースティング中にエンジンブレーキを使いたい時は?

7速Sトロニックのマニュアルモードで低いギアを選ぶと、エンジンブレーキが使えます。長い下り坂ではこちらを使ってみてください。

走行モードで乗り心地は変わりますか?

ふつうのサスペンションでは、乗り心地の変化は大きくありません。S3のダンピングコントロールサスペンション(130,000円)は、モードに合わせて足回りの硬さも変わります。

どのモードで走ればいいですか?

ふだんはオートで十分です。合流や山道だけ走り寄りにする、という使い分けがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • ドライブセレクトは40 TFSI quattro・S3・RS 3に標準
  • 30 TFSI S lineはS lineプラスパッケージで付く
  • モードで変わるのはアクセルの反応と変速のタイミング
  • 下り坂はマニュアルモードでエンジンブレーキを使う
  • アイドリングストップのボタンでのオフは、かけ直すと戻るのが一般的

装備の全体像はアウディA3の内装をグレード別に見た記事、運転支援は安全装備と運転支援、メーターの表示はMMIとバーチャルコックピットの使い方で解説しています。

グレード選びで総額を比べたい方は、アウディA3の値引き相場と交渉の順番も参考にしてみてください。

アウディ A3買いたいドットコム

アウディ A3買いたいドットコム 編集部

アウディ A3の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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