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中古のアウディA3を見ていて、『この車、マトリクスLEDなの?普通のLEDなの?』と迷ったことはありませんか。
見た目はどちらもLEDなので、パッと見では分かりにくいですよね。
結論から言うと、現行A3(MY26)でマトリクスLEDが標準なのはS3とRS 3です。A3のS lineは11万円のオプションで、advancedは通常のLEDヘッドライトが標準になります。この記事では、グレード別の装備と見分け方、デイライトの設定や故障した時の考え方を順番に見ていきます。
アウディA3のマトリクスLEDはどのグレードに付いている?
MY26のA3で、マトリクスLEDヘッドライトはS3・RS 3が標準、30/40 TFSI S lineがオプション(11万円)です。advancedのカタログ装備はLEDヘッドライトです。
アウディ ジャパン公式のProduct Information(MY26・2025年10月現在)をもとに並べると、こうなります。
| グレード | ヘッドライト | マトリクスLED | 新車価格(Sportback) |
|---|---|---|---|
| 30 TFSI advanced | LEDヘッドライト | 記載なし | 415万円 |
| 30 TFSI S line | LEDヘッドライト | オプション11万円 | 443万円 |
| 40 TFSI quattro advanced | LEDヘッドライト | 記載なし | 541万円 |
| 40 TFSI quattro S line | LEDヘッドライト | オプション11万円 | 580万円 |
| S3 | マトリクスLED | 標準 | 779万円 |
| RS 3 | マトリクスLED | 標準 | 933万円 |
価格は2026年10月4日時点の公式価格表(メーカー希望小売価格・消費税込)です。Sedanは各19万円高になります。
『advancedにマトリクスLEDは付けられないの?』と思った方もいるはずです。
実は、advancedベースの限定車には付いていた例があります。2025年12月の「A3 Sportback urban style edition」(499万円・500台)は、30 TFSI advancedベースでマトリクスLEDを装備していました(公式リリース)。
2026年4月の「edition S line plus」も、マトリクスLEDを装備した限定車です。

グレードごとのほかの装備差はアウディA3のグレード一覧で詳しく見られます。
マトリクスLEDと普通のLEDは何が違う?
マトリクスLEDは、ハイビームをいくつもの小さな光に分けて、一部だけを消したり点けたりできるライトです。
前の車や対向車がいる部分だけ光を弱め、それ以外は明るく照らす。そんな動きを自動でしてくれるんです。
| 比べる点 | LEDヘッドライト | マトリクスLEDヘッドライト |
|---|---|---|
| 光源 | LED | LED |
| ハイビームの切り替え | 手動(ハイビームアシストはOP) | 照らす範囲を自動で細かく調整 |
| 対向車がいる時 | ロービームに切り替える | 対向車の部分だけ光を抑える |
| 標準のグレード | advanced/S line | S3/RS 3 |
『ハイビームアシストと何が違うの?』と思いますよね。
ハイビームアシストは、ハイとローを自動で切り替える機能です。A3ではコンビニエンス&アシスタンスパッケージ(advanced 47万円/S line 45万円)に含まれています。
マトリクスLEDは、ハイビームのまま照らす範囲を変えられるのが違いです。夜の郊外や山道をよく走る方ほど、恩恵を感じやすいかもしれません。
マトリクスLEDの作動条件(車速や周りの明るさなど)は、取扱説明書に書かれています。購入前に気になる方は、正規ディーラーで試乗車の説明を受けてみてください。
マトリクスLEDかどうかの見分け方は?
中古車を見る時は、ここが一番知りたいところですよね。
見た目だけで判断するのは難しいので、いくつかの方法を組み合わせるのがおすすめです。
- グレードを確かめる(S3・RS 3なら標準装備)
- A3なら、S lineかadvancedかを車検証の型式やエンブレムで確認する
- 販売店に新車時の装備表(オプション明細)が残っていないか聞く
- 夜間に試乗して、対向車がいる時のハイビームの動きを見る
- 迷ったら正規ディーラーで車台番号から装備を照会してもらう
S lineで限定車でもない個体なら、オプションを付けたかどうかで分かれます。ここは見た目の印象より、記録で確かめる方が確実です。
例えばこんなやり取りがよくあります。
「この車、マトリクスLEDですか?」
「たぶんそうだと思います」
『たぶん』のまま決めるのは避けたいところです。装備表で確認できるか、一度お願いしてみましょう。
2024年12月より前の前期型(2021年5月〜2024年12月)は、装備の内容がMY26と同じとは限りません。前期型の装備は、その年式の資料や販売店の記録で確かめてみてください。
前期型と後期型の違いはアウディA3の8Y前期・後期の違いで比べています。
デジタルデイライトとは?設定はどこから?
2024年12月12日の大幅アップデートで、A3には「選択式デジタルデイタイムランニングライト」が入りました(公式リリース)。
デイライトの光り方を、いくつかのパターンから選べる機能なんです。
『どこで設定するの?』という方は、MMI(インフォテインメント画面)の車両設定のメニューを見てみてください。ライト関係の項目に入っていることが多いです。
- MMIの車両設定にライトの項目があるか見る
- 選べるパターンの数と名前を取扱説明書で確認する
- 設定を変えたら昼間に車の外から光り方を見る
- 中古車なら前のオーナーの設定のままになっていないか見る
前期型(2021年5月〜2024年12月)は、この選択式デジタルデイライトの改良前です。前期型でデイライトのパターンを変えられるかは、年式と装備で確かめる必要があります。
デイライトを消したいという声もあります。ただ、デイライトの点灯はライトの設定やコーディングにも関わるので、安易にいじらないのが無難です。
コーディングで変えられることと保証への影響はアウディA3のコーディングとチューニングで見ています。

デイライトが点かない・故障した時はどうする?
デイライトやヘッドライトの一部が点かないと、ちょっと焦りますよね。
まずは落ち着いて、メーターに警告表示が出ていないかを確認してみてください。
| 症状 | まず確かめること | 相談先 |
|---|---|---|
| 片側のデイライトだけ点かない | 警告表示の有無、設定の変更 | 正規ディーラー |
| デイライトがちらつく | 再始動で直るか | 正規ディーラー |
| ヘッドライト内部が曇る | 雨や洗車の後だけか、ずっとか | 正規ディーラー |
| ハイビームの自動調整が効かない | フロントガラスのカメラ周りの汚れ | 正規ディーラー |
LEDのライトは、電球だけを替えるタイプとは作りが違います。症状によってはライトのユニットごと交換になることもあり、費用はケースによって大きく変わります。
結論から言うと、新車から3年以内ならメーカー保証「Audi Warranty」の対象になるかを先に確かめるのがいいです。延長保証「Audi CarLife Plus.」に入っていれば、5年目まで延ばせます。
保証の範囲はアウディA3の新車保証と延長保証にまとめています。
ヘッドライトの分解や社外品への交換は、光軸や車検にも関わります。修理は正規ディーラーの指定サービス工場か、輸入車に慣れた整備工場に相談してみてください。
警告灯の意味はアウディA3の警告灯・警告音の意味で確認できます。
マトリクスLEDは付けた方がいい?売る時の評価は?
S lineを検討していて、11万円のオプションを付けるか迷っている方も多いはずです。
| 付けた方がいい人 | なくても困りにくい人 |
|---|---|
| 夜の郊外や高速をよく走る | 街なか中心で夜はあまり走らない |
| 見た目の先進感にもこだわりたい | 予算を色やナビに回したい |
| 長く乗るつもり | 短い期間で乗り換える予定 |
オプションを積み上げるといくらになる?
マトリクスLEDだけを付けるより、ほかのパッケージと一緒に考える方が多いですよね。30 TFSI S line(Sportback)で積み上げてみます。
| 内容 | 価格(税込) |
|---|---|
| 30 TFSI S line 本体 | 443万円 |
| マトリクスLEDヘッドライト | 11万円 |
| コンビニエンス&アシスタンスパッケージ(S line) | 45万円 |
| ナビゲーションパッケージ | 27万円 |
| S lineプラスパッケージ(30 TFSI) | 13万円 |
| 合計 | 539万円 |
価格はMY26 Product Informationと2026年10月4日時点の公式価格表によります。ボディカラーのメタリック(7万円)は別です。
ちなみに、限定車のA3 Sportback edition S line plusは571万円で、これらのパッケージとマトリクスLEDに加えて専用の装備も付いていました(公式リリース)。
『限定車の方が得なの?』と迷うところですが、限定車は台数も色も限られます。欲しい色と装備が合うかで決めるのがいいと思います。
売る時については、マトリクスLEDの有無が買取額にどれだけ響くかは業者によって見方が違います。装備として評価されることはあっても、金額の差は時期と車の状態で変わります。
ライトよりも、色・年式・走行距離の方が影響は大きいことが多いです。ボディカラーとの組み合わせはアウディA3の全ボディカラー一覧、個性色の選び方は赤・青・緑の個性色の選び方で見られます。
色と装備が売値にどう効くかはアウディA3のリセールバリューで整理しています。
見積もりの時は、オプションの11万円も値引きの話に含めて交渉できます。交渉の順番はアウディA3の値引き相場と限界額を参考にしてみてください。
よくある質問
アウディA3のマトリクスLEDは標準装備ですか?
MY26ではS3とRS 3が標準です。A3の30/40 TFSI S lineは11万円のオプション、advancedのカタログ装備はLEDヘッドライトです。
マトリクスLEDかどうか見た目で分かりますか?
見た目だけでの判断は難しいです。グレード、新車時の装備表、夜間の作動の様子を組み合わせて確かめ、迷ったら正規ディーラーで車台番号から照会してもらうのが確実です。
デジタルデイライトはどこで設定しますか?
MMIの車両設定のライト関係の項目から選ぶのが一般的です。項目名や選べるパターンは取扱説明書で確認してみてください。
デイライトが片側だけ点きません。
警告表示の有無を確認し、正規ディーラーに相談してください。新車から3年以内ならメーカー保証の対象になるかを先に確かめるのがおすすめです。
前期型のA3でもデイライトのパターンを変えられますか?
選択式デジタルデイライトは2024年12月の改良で入った装備です。前期型は年式と装備によって違うので、販売店や正規ディーラーで確認してみてください。
まとめ
- MY26のマトリクスLEDはS3・RS 3が標準、A3のS lineは11万円のオプション
- advancedはLEDヘッドライトが標準。限定車urban style editionはマトリクスLED付き
- 見分けるには装備表と夜間の作動確認、迷ったら車台番号で照会
- 選択式デジタルデイライトは2024年12月の改良から。設定はMMIの車両設定
- 故障はまず保証の範囲を確認。自分での分解は避ける





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